六月も半ばを過ぎるとだんだん暑くなってきてお昼も30℃以上ともう夏の足音が聞こえます。

レストランフォンターナです。

そんな暑い日には冷えたビールがおススメです。

キンキンに冷えたビールはとても美味しいですね。

飲むときにグラスが冷えているとさらに美味しく感じます。口に当たるグラスが冷えていると美味しさも倍増です。

お店では冷蔵庫でグラスを冷やしています。

このビールを冷やして飲むというのは実はけっこう歴史的には最近のことで、昔は常温で飲むのが一般的でした(大昔は冷蔵庫なんてありませんでした)。

今でもたまに年配のお客様でバーなどで常温のビールを飲むという方がいらっしゃって、とてもクラシカルな感じでいいと思います。特にギネスのようなエール系のビールはコクがあるので常温で飲んでも美味しいです。カフェなどでゆっくりと読書をしながら、常温のギネスなどでのんびりするというのはとても良い時間の過ごし方ですね。

ビールの泡はとても大切で、無いととても物足りなく感じます。ギネスの缶の中にボールがあって、そのボールによってとてもクリーミィな泡を缶から注ぐことが出来ます。某英国の世論調査では20世紀の偉大な10の発明に、そのギネスの缶のボールが選ばれたそうです。

ビールの泡はだいたい2割くらいの割合がいのではないかと思います。レストランフォンターナのジョッキではちょうど持ち手の上から直線になるくらいを目安に注いでいます。これくらいの泡があると、飲むときにクリーミィさを味わえるのではないかと思います。

ビールはとても古い飲み物で、古代エジプトではピラミッド建設のお給料としてビールが与えられた、なんて話もあります。ピラミッドを作った後のビールはとて美味しかったでしょうね。

他にもトーマス・マンの魔の山に出てくる主人公が療養中のサナトリウムで、お薬+栄養剤としてビールを飲んでいる描写もあります。

日本では村上春樹さんの若い頃の作品は主人公が随分ビールばかり飲んでいます。本当に初期の作品ですね。

ビールが苦手という方にはジンジャーエールで割ったシャンディガフなんておススメです。ジンジャーエールの甘さとビールの苦さが合わさりちょうど飲みやすくなります。アルコール度数も低くなるのでゆっくり飲むときなどおススメです。

レストランフォンターナでは冷えた美味しいビールでお客様をお待ちしております。